美人な女性ときいてどんな女性を思い浮かべるでしょうか。よくテレビに出ている女優やモデルを思い浮かべた人もいれば、身近にいる素敵な女性のことを想像した人もいるかもしれません。
美人に定義はありませんが、その美人たちは大抵おしゃれで、スタイルがよく、自信がある、そんな方ではありませんか。美人は生まれつきのものだと思っている方、決してそんなことはありません。普段のちょっとした心がけで誰もが美人になれます。
目次
美しい姿勢は美しい人をつくる
立っているときや座っている時、あなたの姿勢はどうなっているか気になったことはありますか。もしも無いという方は少し見直してみましょう。まず立っている時の姿勢です。足を軽く開いてお腹に力をいれます。へその下あたりに力を入れるイメージでするとわかりやすいです。
お腹がポンと突き出ていないことを確かめます。次に肩を少し後ろへやります。肩の一番出っ張っている部分が身体の真横にくるようにします。この時に胸を張り過ぎないように注意しましょう。
アゴは必ずひきましょう。というのもアゴをひいている状態というのは首の骨に頭がしっかり乗っている状態となります。アゴを突き出していると背筋が悪くなってしまいます。
座っているときは足の位置に注意
次に座っている時の姿勢です。基本的には立っている時と同じですが、座っている時には特に足に注意しましょう。椅子の場合は太ももと太ももをくっつけるぐらい足を閉じます。足を床に対して直角にするよりも少しななめにすると足が長く見えてより美しくみえます。
美しい話し方は美しい内面をみせる
TPOにあった言葉遣いを身につけましょう。例えば敬語を正しく使える女性はより美しいものです。「こちら~になります」といったいわゆるバイト敬語は学生の頃ならばまだしも、大人の女性にはにつかわしくありません。
また、必要以上に大きな声を出すことは控えます。ハツラツとした女性も素敵ですが、ガサツだと誤解をうけかねません。
ジッと見つめず、自然な視線を
特に大きな笑い声を立てるのは家の中だけにとどめ、外でははめをはずしすぎないようにします。話し方にもちょっとしたコツがあります。少し口角を上げながら、ハキハキと話すことを心がけます。
話す相手の目を見て話すことが重要とよく言われますが、目を見つめすぎるのも考えものです。じっと見つめると相手に威圧感を与えかねないので、自然な目線で話しましょう。
美しい歩き方は自信があるように見せる
歩く時も、立っていたり座っているときと同様、姿勢を正すように気をつけます。つまりお腹に力を入れてアゴをひき、肩を少し後ろへやります。足を前に出す時は極力真っ直ぐになるように心がけます。
平均台を歩くイメージで歩くとわかりやすいです。正しい姿勢を保って歩くことはかなり疲れますし、最初のうちは足など身体にも負担がかかります。
糸で頭から吊られているイメージで
しかし、それはつまり今までその部位の筋肉を使ってこなかったということ。無理をしない程度に、痛くならなくなるように習慣化します。最初は気をつけていても、すぐに力が抜けて姿勢が悪くなってしまうという方は、空から頭を糸でピンと吊り下げられているというイメージをしながら歩くと、持続して歩きやすいです。
またある程度ヒールのある靴を履くと姿勢を保ちやすい上に足が長く見えるので、より効果的です。
表情を豊かにみせると雰囲気が華やぐ
いくら化粧をしても変えられないものは表情です。特に笑顔が美しい女性は素敵ですよね。口角を上げ、少し歯を見せることがポイントです。2~3本ほど歯が見えると表情が華やぎ、顔に明るい印象を持たせてくれます。
しかし歯茎は見えない程度にしましょう。この時に目も少し細めるようにすると、笑顔が生き生きとしてより良くなります。
眉の動きで表情を豊かに
また眉の動きで表情を豊かにみせましょう。悲しい時、困った時、少し不快に思った時、眉を寄せて表情を作ります。
あまりオーバーにすると感情的に見えすぎてしまいますが、そういった負の感情を言葉ではなく表情で伝えることも、大切なコミュニケーション方法の一つです。女優になった気分で鏡を見て理想の表情を研究します。
手の動きなど細かい動作がその人をつくる
例えば傍にある物をなんでも良いので掴んでみてください。そして掴んだ手の指を見てみましょう。指の間は空いていますか、それとも閉じていますか。指を閉じていたという方は、普段から心がけている人です。
人は無意識に物を掴むとき指を広げます。それもそのはず、その方が物を持つ手が安定し、物を落としにくいからです。
手先もおっとりと、おしとやかに
しかし、美人を心がけるならば、物を掴むときや持つ時、あまりにも重かったり持ちにくいものは別として、指を閉じるように意識します。また、物を置くときに高い所から手を放し、落とすように置かないようにしましょう。
置く時の音がならない程度まで下げてから手を離します。細かい点ではありますが、動くたびにバタバタと音を上げていたり、ガサっと物を取るとガサツな印象を与えてしまいます。
持ち物にも一工夫、持っておきたい基本的なアイテム
まず、必ずハンカチを持っておきましょう。少し汗ばんだ時に汗を抑えるためにも使いますし、せきやくしゃみをするときにスッとハンカチが出せる女性は素敵なものです。また、大切なのは汗などのケア。夏場などはハンカチの他に脂取り紙を持っていると、顔のテカリが抑えられるので常備しておきたいアイテムです。特に見落としがちなのが足の匂いのケアです。
食事会などでせっかく服装をばっちりと決めてきても、靴を脱がなければならない座敷に通されるとドキッとしてしまいませんか。美人を目指すならそういった所にも気を配りたいものです。
携帯型の靴用消臭ケアスプレーが市販されていますので、持ち歩いているとワンラック上の女性に。
忘れがち!鞄の中の整理も忘れずに
また、鞄の中は整理されていますか。財布や定期券を捜すときなど鞄をガサガサと探っている姿はスマートとは言えません。持ち物は必要最小限に常に鞄の中は整理しておくようにします。財布の中もスタンプカードや会員カード、レシートが溜まっていませんか。人から見えないような所にも気を配ることが美人への道の第一歩です。
毎日のこころがけで誰でも美人になれる
このように、少しの心がけで誰もが美人になることができます。加えて、姿勢をよくすることは背中やお腹に贅肉がつくことを防ぐほか、正しい姿勢を維持することで筋肉も鍛えることができます。
また、豊かな表情を心がけることは、アンチエイジング効果もある表情筋を鍛えることにもつながります。このように、ふるまいや所作を変えることで身体などの見た目も理想に近づけることができるのです。ぜひ実践してみてください。