好きではない人から告白された時に、恋人がいなかったらどうしますか?悪い人じゃないけれど、好きなわけではないから付き合うのは…と考えてしまうかもしれませんが、それは少し勿体ないかもしれません。
恋愛から結婚を意識する人が多いですが、それなら尚更好きじゃない人とも付き合ってみるべきでしょう。なぜなら、好きじゃない人と付き合うことで感じることもあり、それはとても貴重な経験となります。早速見ていきましょう。
目次
好きじゃない人と付き合っている人は意外と多い!?その理由とは?
世の中、好きな人と付き合っている人ばかりではありません。とある女性向け雑誌のデータだと、好きじゃない人と付き合ったことがあると回答した人は全体の約7割と結構な割合です。
好きじゃない人と付き合った理由は「好きじゃないけど、恋人もいないし嫌いでもないので付き合った」という理由や「好きじゃないけど顔がタイプだった」と言う理由、「相手の熱意に押し負けた」と言うような理由も挙げられます。
好奇心で付き合い始める人も
また、「楽しそう」「どんな人なのか知りたい」「好きじゃない人を好きになれるのか試してみたかった」といった好奇心のような感じで付き合い始める人もいます。
好きじゃないけど付き合うことを決める人たちに共通するのは「この人を好きになれるかもしれない」という気持ちだと言うことが分かりますね。
メリットその1・自然体でいられる
好きな人の前だと、どうしても「嫌われたくない、良く思ってほしい!」と意識してしまいます。すると、良い自分を見せようと頑張りすぎてしまったり、否定的な意見や反対意見を言えなくなってしまうことがあります。
本当の自分はこうじゃない…と思いつつも、ずっと隠して頑張り続けるのはとても大変です。
好きじゃない人と付き合う場合
しかし、好きじゃない人の場合はどうでしょうか。特別、好かれようという意識がないので頑張りすぎることはまずありません。自分はこう思う、こうしたい、という意見も話しやすくなります。
必要以上に相手の反応を気にすることがないので、あくまでも自然体でいられるのです。そんなありのままの自分を愛してくれる人であれば、末永いお付き合い、そして人生のパートナーとしては最適かもしれません。
好メリットその2・程よい距離感で付き合えるため、視野が広がる
自分が好きになった相手と付き合うと、相手や恋愛に夢中になってしまい周りが見えなくなってしまう人もいます。好きじゃない人の場合、相手にのめり込むこともありませんので、依存することもなく冷静に相手を見ながら恋愛を進めていくことが出来ます。
相手のことだけでなく、今まで見えなかった自分自身のことを知る機会にもなるでしょう。
本当の愛から遠ざかってしまう
また、自分が好きになった人を追いかけてばかりだと、「愛される」ということの大切さが分からなくなってしまうこともあります。好きじゃないけれど、惜しみない愛情を注いでくれる相手との関係に、結婚を意識する人もいるのです。
今まで知ることのなかった価値観や、愛される喜びなど、多くの経験を得られます。そこから、新しい生き方が見えて来ることもあるでしょう。
デメリット1・好きになれなくて罪悪感
好きじゃない人と付き合ってみて、相手が優しくしてくれたり尽くしてくれたりと出来る限りの愛情を注いでくれているのに、やっぱり相手を好きなることが出来ずに申し訳ない気持ちになってしまうことがあります。
自分を好きになってくれたのだからと付き合い始めたからには、やはりその気持ちに応えたいものです。
自己嫌悪につながってしまうことも
しかし、相手の気持ちと自分の気持ちの温度差に改めて気づくと、そこまで相手を想うことが出来ないことに自己嫌悪してしまうこともあります。
好きじゃない人と付き合う場合にはこういったケースがよく見られますが、どうしても無理だと感じた場合は早めに別れを切り出した方が良いでしょう。
デメリット2・本当に好きな人に出会ったときにタイミングを逃す可能性
好きじゃない相手とのお付き合いなので、やはりどこかで自分の好みの人を探してしまうこともあるでしょう。いざ、「この人が好きだ!」と他の人を好きになった場合、好きじゃない相手とすぐに別れられない可能性は否定できません。
なぜなら、自分は別れる気でいても相手がそう思っていなければ別れ話は拗れてしまいます。
別れてすぐのアプローチは危険
また、学校や社内恋愛などの場合は、別れてすぐに別の人にアプローチしていることが周囲の人にも分かってしまうことが多いです。限られた人間が所属する組織では、「気の多い人だな」と思われてしまいがちなので注意が必要です。それを気にしている間に、本当に好きになった人との恋のチャンスを逃してしまうかもしれません。こうなってしまうのはちょっと悲しいですね。
最初は好きじゃなくてもだんだん好きになっていく可能性は十分アリ!
好きじゃない人との付き合いはどこか物足りなさを感じることもあるでしょうし、好きじゃないのに付き合い続けていいのかな?と考えてしまうこともあるでしょう。けれど、彼が想像していたよりも優しくて気配りの出来る人で、とても大事にしてくれた…というのは珍しいことではありません。こんな風に接してくれる人は初めてで、思わず心が動かされる…ということもあります。
付き合ううちに相手の良さに気付くことも
また、話すうちに趣味や考え方などが似ていたり同じだったりと、付き合ってお互いを知ることで初めて分かることもありますね。そこから、一緒にいると心地がいい、と感じる人もいます。
好きじゃない人なので最初の評価はあまりよくありませんが、その分、良いことがあるとどんどんよく見えるという加点方式になることが多いのでしょう。
好きになってから付き合うと、少しずつ嫌なところが目に付いてだんだん気持ちが冷めてしまうこともあります。だんだん好きになっていくというのは激しい愛情ではありませんが、素敵なことではないでしょうか。
好きじゃなくても、恋人がいなかったら付き合ってみると良い経験に!
好きじゃないから付き合わない、となるとそもそも人との関わりが一つ減ってしまうことになります。誰しも、深く関わってみないことにはその人の本当の姿を知ることはできないでしょう。
もしかすると今は好きじゃないだけで、将来結婚するパートナーとなることだってありえるのです。告白されたのだとしたら、それもまた一つの縁です。恋人がいないのなら付き合ってみてたくさんのことを学んでみるのも良いでしょう。