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貧困女子とは？
貧困女子という言葉を知っていますか？今や三人に一人は貧困女子と言われています。普通に生活しているように見える女性が実は貧困に喘いでいたなんてこともよくあります。
貧困女子とは手取りの給料が10万円以下の女子と定義されています。非正規で働いている独身女性はほとんどが貧困女子と呼ばれても過言ではありません。
非正規ならまだしも、正社員で手取り10万以下なんてあるの？と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、頑張って働いてももらえていない女子は少なくありません。
貧困女子の特徴
貧困女子にはどんな特徴があるでしょうか。以下にまとめました。
・食習慣が乱れている
一人暮らしでお金がない状態だと真っ先に削ろうとするのが食費です。
特売の菓子パンだけで過ごしたり、食事を抜くことも珍しくありません。野菜は高いから買えないなど、栄養バランスを考える余裕がありません。このような食事は一時的に見ると節約できたかのように思ってしまいがちです。
しかし、このような生活を長く続けていると、疲れやすくなったり、病気がちになったりします。長い目で見るとコストがかかってしまうことになります。
・靴がボロボロ
洋服などは安く買えるお店が増えてきて見た目を繕えるような時代になりました。
この影響からかパッと見は貧困女子かわからないこともあります。靴も安くは買えますが、性能や足のフィット感が違います。そのため、一度気に入った高めの靴は愛用し、ボロボロになっても履き続けます。
格安だけどフィットしてない靴で長年過ごしている場合、足に支障をきたし、足全体の形が悪く見えます。
・喫煙率が高い
お金がないのならタバコなんて買えないのでは？と思ってしまうかもしれません。
貧困女子は何かに依存してしまいやすいのです。一度ハマると抜け出せません。現実が辛いから、何かに依存して現実逃避したくなるのです。
どんな人が？貧困女子に陥る過程
貧困女子になる過程にはどんなものがあるのか、以下にまとめました。
・卒業後に就職が決まらなかった
高校でも大学でも就活をすることになりますが、就職が決まらなかった場合、フリーターになるか、大学生なら大学院に進むという道があります。
これは学歴が上がるほど悲惨さを増します。大学生で、就職しなければならないような家庭の子は大抵奨学金を借りています。新卒カードを捨てるよりも進学してその先で就職を探す選択をするのです。しかし大学生の方が就職の幅が広いので、修士を出ても就職が決まりにくいのです。
男性なら修士は重宝されますが、女性は枠が狭いので苦戦を強いられます。こうして多額の奨学金を背負ったまま、フリーターになってしまうのです。
・就職先がブラックだった
上記の例を見ると正社員で入社できるだけいいのでは？と思ってしまうかもしれません。
パワハラがあったり、働いても働いても低賃金、挙句の果てには精神を壊して会社を辞めざるを得なくなってしまいます。怖いのは精神が不安定になっても近くに相談する人がいないことです。知らず知らずのうちに精神が削られていきます。
並みの給料が貰える職場だった場合、働いている間は自由にお金を使えます。しかし、仕事をやめてお金がない状況になっても働いている時のような金銭感覚が抜けなくて借金まみれになるということもあるようです。
・奨学金の返済額が多い
奨学金は借りたものなので返さないといけないのですが、なかなか返済は苦しいのです。
月々の返済額を減らすことはできますが、トータルの返済額は変わらない上に利息分がかかったりすることもあるので、一生を通して返していかなければならない恐れもあります。
貧困は心の余裕も奪う
貧困は人の心まで貧しくします。自分が生きるだけで精一杯なので、他人に構っている暇はありません。
お金がないことから、友達と遊びに行くのですら億劫になります。遊びに行ったとしても嫌でも値段ばかりを気にするようになります。無理をして友達に合わせて付き合いをするのは経済面から心配です。
心配してくれる友達がいればいいのですが、友達付き合いが少ないと相談できる友達はいなくなってしまいます。心が貧しい→相談できる人がいない→辛いという負のループにはまってしまいます。
身だしなみでだらしない印象を与えてしまう
身だしなみにお金を使う余裕がなくなると、髪の毛はパサパサ、肌はボロボロ、会うたびに同じ服を着ているようになります。
こうなるといくら性格の良い人であっても周りにはだらしない印象を与えてしまいます。これでは彼氏どころか友達はできません。できたとしても同じような境遇の人だけでしょう。
同じ境遇だと気を使わないで済むかもしれませんが、結婚も就職も遠ざかってしまうので自尊心は低下し、心身ともに疲弊してしまいます。
貧困女子からの脱却
ではどうしたら貧困女子から脱却できるでしょうか。
自分は貧困であることを自覚し、脱却したいと強く思うことが重要です。すぐに脱却できるわけではありません。将来のためと思って口にするものに気を使ったり、安くて効果のあるスキンケアを試したりと打つ手はあるはずです。
とは言いつつも貧困女子は情報の弱者であることが多いのが現状です。情報がないから、あるいは探せないから自分がどうすればいいのか客観的に判断することができないのです。よほどの貧困は公的機関に頼ることも重要です。
