「ふっ、私の趣味は人に理解されないし、言えない」
「二次元にしか愛されないんだ」
「バンギャは一般男性に受けが悪いから」
なんて思ってしまっている女性がいたりします。
でも、どこかで恋愛したいし、彼氏も欲しいと思っているならマッチングアプリがおすすめですね。
意外と男性もオタク気質なところが多いので、同じ趣味であったり、もっと造詣が深い方と出会うこともあります。
今回は、自称(笑)オタク女子がマッチングアプリで彼氏が出来たというので、インタビューをしてきました。
平日の都合のいい女
「結論から言って、私はマッチングアプリでモテました。趣味がアニメなので、やっぱりアニメ好きとか言うと、男性は敬遠しますし、アニメ好きの男性のイメージも、メディアの影響もあってか、だっさい男性のイメージしかなかったので、恋愛してきませんでした」
こう話すのは、ホームセンターで働く一条 カレンさん(仮名・24歳)。元々、男性と話すのも苦手で、高校卒業後から就職しているので、出会いそもそもが無かったようです。
「中学校時代から、クラスの中では目立たないグループに居たし、その頃からアニメが好きというのはあって、同じ趣味の友達も学校にはいなくて、あまり友達とも遊ばず、学校以外では家で漫画やDVDを見る生活でした。高校卒業してから就職して、Twitterなどで趣味を共有している方とDMでメッセージでやり取りはするくらいのコミュニティで過ごしていました。ある時オタクな夫婦がテレビに出ていて、マッチングアプリで出会ったというのを見て半信半疑でアプリをいじったのがキッカケです。検索で趣味の漫画やアニメのタイトルを打ち込んで、それに引っかかった男性のプロフィールを見て、足あとをつけるくらいの感じで使っていましたが、ある日、メッセージが来て会うまでに至り、そこからマッチングアプリで頻繁に会うようになりました。」
最初は自分からなかなか行けなかったけど、1度出会えて経験が何度も出会うまでになったというのは、1度目に出会った男性が相当良かったとかですか?
「いえ、良かったという感じではなくて、あ、こんなもんなんだ。っていう風に感じたと思っています。もっと怖いものとか、もっと迫られたり(笑)とかを想像していたので、会うのが非常に怖いなと思っていたのですが、さっぱりとしていたというか、なんでしょうかね。拍子抜けしたという感じでしょうか。」
思っていたより、出会うという行為へのハードルが下がったという感じでしょうかね。こんな感じならもっと会ってみてもいいかな?という感じ?
「ハードルが下がったというのもありますし、同じ趣味経由で会えて、あんなに男性と話したの初めてかもという中で、同じ趣味の話で盛り上がれて楽しかったんだと思います。その後は自分から、趣味で会える方いませんか?話しながらご飯でもと募集をかけてみたりしました。結果、こんなに引き合いがくるんだ!っていうのと、同じ趣味の人がいっぱいいるんだなっていうことが知れたのが大きかったです。マッチングアプリだと簡単に同じ趣味の人と繋がれるし、共通の話題がある人と出会えるので、会って無言になったらどうしようとか、いらぬ心配が減るので楽ですね。」
同じ趣味で会えるのは、お互い認めている存在のようなものですから、会っていて楽しいですよね!マッチングアプリを使っていて困ったこととかは無かったですか?
「困ったことは最近あって、前に出会ったAさんと、最近知り合った男性Bさんが知り合いだったいうことが発覚したということです。Aさんとは初めて出会ってからは、ご飯を数回行っていて仲良くさせてもらっているというか、好意を抱かれている感じだなと思っていました。今回の出会ったBさんと、遊びに行ってBさんがセルフィーを撮った際に私が映っていたんですが、それをBさんがTwitterにあげたんです。そしたらAさんからLINEが飛んで来てという事態に(笑)Bとはどういう関係なの?とか結構聞かれたのですが、Bさんとは趣味友達ですと普通に返してますけど、世間って狭いんだなということを痛感しました。特にオタクは同じタイトルが好きだったりすると結構繋がっているのですが、マッチングアプリ内でそんなことが起きるとは…と思いました」
それは大変でしたね。AさんBさんどちらかとお付き合いとかはされないんですか?
「実は…、使いはじめて彼氏がすぐ出来たんです。けれど同じ趣味の人と会うのが楽しくて、使い続けているんです。彼氏もそれは理解してくれていて、けどAさんとBさんには言えていません…」
なんか、めっちゃモテてませんか?笑
「そうですね、この状況だとモテちゃっていると言っていいのかもしれません(笑)
だけどいまは、この状況をもう少し楽しみたいと思っています。少し私の気持ちが落ち着いて、今の彼氏と続いていたら今後を考えてもいいかなと思っています。」
そうですね、自分の気持ちが一番ですもんね。人と繋がれるコミュニティを広げつつ、彼氏さんと幸せになることを願っています!
まとめ
オタ女も、マッチングアプリではがっつりモテちゃう!という回でしたがどうでしたでしょうか?
私は、今回マッチングアプリのスゴさを痛感しました。人に受け入れられるか分からない自分の趣味、それをどこで共有できるのか?など難しさがある世の中。
それを受け止め、認めてくれる人がそこに居てくれる、それも多数居てくれるというのは同性異性の接点が少ない人には、救いの場になりますよね。
マッチングアプリ=恋愛相手を探す場所という認識もあれば、マッチングアプリ=趣味で繋がれる場所という認識もありなのだなと。