雑誌やテレビでもよく見かける「守ってあげたくなる女性に男性は弱い!」というような言葉。男性から見ると、「うんうん」とすんなり受け入れられる感覚なのかも知れませんが…。
我々女性からしたら、「どんな女性を守ってあげたくなるの?」「何をしたら、どんなシチュエーションならそう思うの?」と、疑問符だらけ。そこで、「守ってあげたくなる女性」の特徴を考察。上手く実践できれば「庇護欲を掻き立てる私」になれるかも。
目次
そもそも、庇護欲って何?
庇護欲。簡単に言えば「弱いもの、小さいもの、脆いものを守ってあげたい」という気持ちのこと。女性にだってありますよね。小さい子供やペット、中には女性からも「守ってあげたい!」と思う女性もいます。
子供だけでなくご高齢の方、特に身内のおじいちゃんおばあちゃんに対しても。庇護欲というのは大体の人に男女問わず自然に湧いてくるものなのではないでしょうか。
あくまで自然にさりげなく
では、自分が庇護、つまり「守られる側」になるには上記の特徴を備えれば良いのか?といえばまた違います。子供に戻ったりいきなり年を取る事も出来ない。そもそも、今の「大人の女性の私」に男性が意識してくれなくては意味がありません。
ならば、「弱い」「小さい」「脆い」女性を演じれば?いえいえ、演じてはいけないのです。あくまで自然にさりげなく。目指すのは男性が思わず手を差し伸べたくなる、抱きしめたくなる、そんな素敵な女性です。では、どうしたらそうなれるのでしょう。
女性から見て「守ってあげたくなる女性」ってどんな人だろう?
いきなり、男性から見て「守ってあげたい女性」になろうとしても、何もヒントがありません。
まずは身近な女性で、自分が守ってあげたいと思える女性の特徴を考えてみましょう。
身近にもしかしたらいるかも?
クラスメイトや職場の仲間に、一人二人そんな人がいるのではないでしょうか。女性が女性に対して庇護欲を感じる場合、得てしてその対象の女性は「誰とでも仲良くできて、性格の良い子」である事が多いです。
男性にだけ人気がある女性というのは…全員がそうだとは言いませんが、裏表が激しかったり異性と同性相手で対応が違ったり。
自分磨きをしつつ、庇護欲を誘うには
思い浮かぶ人、いませんか?
誰とでも仲良くできる人というのはそれだけで魅力的ですし、そんな人が困ったり悩んでいたら手を差し伸べたくなりますよね。それは男女共通の感覚です。まずは女性としてではなく人としての魅力を磨く事が何より大事。これは基本中の基本です。
では、自分磨きをしつつ、更に庇護欲を掻き立てる女性になるにはどうしたら良いのでしょうか。
弱音は本当にピンチの時にしか吐かない!
守られる、というとやはり儚げで弱弱しいイメージがありますが、常に弱音を吐いたり助けを求めている女性には男性も閉口します。中には、そんな女性が可愛くて仕方ない!なんて人もいますけどね。でも、やっぱりいつも一生懸命で、健気に頑張っている女性がポロっと溢す弱音にはインパクトがあります。早い話が一種のギャップですね。
忍耐強さとのギャップ
また、普段弱音を吐かない女性が「自分の前でだけ弱味を見せてくれた!」というのもより男性の庇護欲を掻き立てます。庇護欲と共に独占欲まで掻き立てられてしまいそう。
普段頑張り屋さんなら頑張り屋さんなだけ、忍耐強いなら忍耐強いだけ、ギャップの効果は絶大。さりげなく、「私が頼れるのはあなただけ」ということをアピールしてみましょう。
やっぱり天然が最強??
上記では、「健気に頑張る人」と言いましたが、「頑張ってるのにどこか抜けてて失敗する人」も度を越さなければ可愛い、守ってあげたい対象です。そう、いわゆる天然ちゃん。「私って天然だからー」と天然という言葉の上に胡坐をかいたり、バレバレのニセ天然では駄目。
自分に非があったら素直に認める
あくまで頑張ってるし、失敗したら謝り倒す。そして挽回しようと更に頑張って失敗を重ねる。…もし職場の同僚だったりしたら時にはイラっとさせてしまい逆効果の場合もありますが、普段から愛されキャラな天然ちゃんには敵いません。
「もう、仕方ないなあ」なんて言いつつちゃっかり心を掴まれてしまう男性も多いはず。女性から見ても、嫌味の無い可愛い天然ちゃんって居ますよね。
「守ってあげたい」が「うんざり」に変わる時
さて、ここまで男性の庇護欲を掻き立てる女性についてお話してきましたが、勿論NG行動や注意すべき点もあります。それは、ずばり「守ってあげたい女性」から「面倒な女性」になってしまう事です。
いつでもベタベタ寄りかかってくる、常にメソメソしている、ちょっとしたことでいじけて見せる。時々、ほんの少しなら可愛いものですが、こうなってしまってはただの面倒な女性です。
「守ってあげたい女性」に近づくためには
もっとはっきり言ってしまえば、「ただのぶりっ子になるな」という事。ぶりっ子は女性は特に嫌うものですね。女性よりは寛容な男性だって、度が過ぎるぶりっ子とはあまりお近付きになりたくないもの。
普段はビシっと頑張る私、皆に優しく気の利く私。そんな中でちょこっと見せる弱味や涙の方が圧倒的に「守ってあげたい女性」に近づくためには良いのです。
容姿は関係ない!庇護欲をそそる女性になろう
私たち女性が思う、「男性が守ってあげたい女性」のイメージってどんなビジュアルでしょう?線が細くて小さくて可愛らしくて…。こんな感じじゃないですか?更に儚げだったり病弱だったり。
でも、今までの文では敢えて容姿の事は取り上げませんでした。
男性にも容姿の好みはある
さて、上記の「守ってあげたくなる女性」像に自分の姿やぽっちゃりした女性、背の高い女性を当てはめてみて下さい。決して容姿や体格が決め手ではない事が解るはず。
勿論、男性にも容姿の好みはありますから、そこから外れ過ぎていたら恋愛対象として最初は弾かれてしまうかも知れません。でも、あくまで庇護欲と恋愛感情は別物。そして、別物だけど近いもの。
「守ってあげたい女性」でいる事
意中の男性にとって自分が、「守ってあげたい女性」でいる事はやはり大きなポイントでしょう。容姿が彼の好みじゃないから…と卑屈になる必要はありません。まずは彼の庇護欲の対象になることです。
庇護欲をそそる女性の特徴は上記に記してきましたが、端的に言ってしまえば「彼だけでなく皆に愛される人物になる」という事。それは逆に言えば「皆を大切に出来る自分になる」という事でもあります。
「守ってあげたい」は彼への近道
結局の所、「男性が守ってあげたい女性」は「女性も守ってあげたいと思える女性」であるという事が言えると思います。庇護欲は誰にでもあるもの。恋愛感情より先に彼の「庇護欲を掻き立てる」事が彼を手に入れる近道になるのかも知れません。
また、自分を磨けば他の人間関係も円滑になるでしょう。周囲から愛されている女性はより魅力的なものです。
意中の彼の庇護欲を上手に引出して、愛される私になりましょう。