いまや市民権を得はじめているマッチングサービス。
マッチングと言えば何を連想するだろうか?
ほんの少し前なら、マッチングサービス=恋愛結婚ではないだろうか??
しかし、いまでは多様なマッチングサービスがある。
私自身使っているので、実際に出会った女性に聞いてみると、目的や求めているものが変わってきているなと感じる。
今回は、ワクワクで出会った女性に実際に聞いた話を取り上げていこうと思う。
[33歳]会社員のケース
つい先日の話になる。
仕事を一段落して、帰ろうかと思ったが
「暑い!こんな日はビールを飲みたい!」そう思った私は、ワクワクの一緒にゴハンに、こんな書き込みをした。
「仕事終わりました!軽く一杯できる方ご一緒しませんか?」
何通か打診が来たが、気になったのは、書き込み経由できた足あとの方だった。
「足あとありがとうございます!書き込み見てくれましたか?」とメッセージを送ると、ほどなく返信が来た。
何通かやり取りを交わし、飲みに行くことになった。
出会ってみると…
たぶん、マッチングサービスの中では当たりと言われる部類の女性がそこにはいた。※読んでいる方で不快に思った方申し訳ないです。あくまで主観です。
少し歩いて居酒屋に入った。
お互い軽い自己紹介をした後に、マッチングサービスを使うにあたっての経緯を聞いてみた。
Q、利用の動機
友人に勧められた。
Q、怖いとは思わない?
友人も数人と会って、お友達ができたと言っていたので。
Q、会うのは何人目?
初めて。
Q、やり取りした人数は?
変なメールには返してないので、5人くらい。
Q、出会う目的は?
私、シングルマザーだから。恋人とかじゃなくて友達欲しくて。
友達の延長で、恋人とかになれたらいいかなくらい。
私はこの話を聞いて、一番にびっくりしたのが
「友人に勧められて」という部分だ。
あまり、こういうサービスを使うことを人に話したりするのが恥ずかしいみたいな風潮があるなと感じていたのに、クチコミで広がっている部分もあるということを知ったからだ。
男性同士であれば、おもしろおかしく武勇伝を語るかのように、このサービスでこんなことがあったとか話し合うことはしばしばあると思っていたが、女性同士でもあるんだなと思ったからだ。
そして、彼女の友人がお友達が出来たという部分が、サービスのカジュアル感を感じさせて、利用するにあたったのではないかと思った。
その後少し飲んだところで、翌日お互い仕事のため解散した。
お礼のLINEを頂いた。
また、飲みましょうという話に繋がっているので、彼女の目的であったお友達に私はなれたのだろうか。
[25歳]WEB制作会社勤務のケース
2人目の女性は、私が一緒にごはんに書き込んだのを見て
「今日は行けないのですが、別日に仕事帰りとかは行けますか?」と打診がきた女性がいた。
やりとりを始めてから2週間ほど、お互いの予定が合う日があったので会うことになった。
出会ってみると…
画像では確認していたが、俗に言うリア充の類に入りそうな、キレイで愛嬌もある女性だ。こんな女性がマッチングサービスを使う必要があるのか?とも思いながら、焼き肉に行く約束をしていたので、焼き肉屋へと向かった。
お互い乾杯し、肉を少しつまんだところで本題へ入る。
Q、利用の動機
真っすぐ家に帰るのつまらないし、友達増やしたいなと思っていた時に広告で見つけた。
Q、怖いとは思わない?
使う前はどうせろくな人いないだろうと思っていたけど、そうでもなかった。
Q、会うのは何人目?
15人?くらい?
Q、やり取りした人数は?
常に何人かとやり取りしているし、他のアプリも使っている。
Q、出会う目的は?
恋人は今はいらないかな。遊んでいるのが楽しいし。
今しか遊べないと思うから。
ここまで自分を俯瞰的に見ている女性も珍しいのかなとも思ったのだが、マッチングサービス=恋愛結婚を完全に意識していないケースとなる。
ご飯友、飲み友を探している典型的な女性だ。
ちなみにということで、他のアプリの名前も聞いてみるとTinderなど、スワイプして簡単にマッチングして会えるサービスを使っているようだった。
「変な人も居たけど、基本みんな私の目的と同じような感じの男性が多かった。ふと飲みに行きたい時に誘える友達?知り合い?が欲しいみたいだったよ、中村さんもそんな感じでしょ?」
いや、きっと男性もあわよくばを考えていると思うよ!と言いたかったが、私がそう思われるのもシャクだったので、そうだねと答えた。
以後も、LINEでやり取りをしている。
[28歳]看護婦のケース
ある日、画像検索でナース服の女性が居たので
「はじめまして!ナースのコスプレですか?それとも本職ですか??」とメッセージを送ったことがキッカケでやり取りが始まった女性の話。
最初は、仕事の不規則な時間帯でやり取りがすれ違うことが多かったが、気が合いそうとのことなので、ご飯に行くことになった。
あまりお酒は飲めないということで、イタリアンレストランへ行く約束をして、当日を迎えた。やりとりを始めてから2週間ほど、お互いの予定が合う日があったので会うことになった。
出会ってみると…
少しぽっちゃりとはしているが、目鼻立ちの整ったかわいらしい女性がきた。
緊張のせいか、少しタドタドしい感じは出していたが、店に入り会話を進めると笑顔がこぼれたので、本題へと入った。
Q、利用の動機
職場に出会いが無いし、何か出会うキッカケは無いかなと思っていた時に、雑誌でマッチングサービスの特集をしていたので。
雑誌が紹介するならと思って。
Q、怖いとは思わない?
ニュースでたまに事件を見るけど、、、私の友達が実は、、、こういうので出会って結婚してるんです。
その時は、「え?」って思ったけど、今は自分が使ってます(笑)
Q、会うのは何人目?
4、5人くらい。
Q、やり取りした人数は?
4、5人くらい。
あまりやり取りが続かないので、出会った人はやり取りが続いた人ですね。
Q、出会う目的は?
いい人が居れば恋人になってくれればと思うけど。
その前に、まずは恋人候補というか、男性の知り合いを増やそうと思って。
利用の動機はよくあるパターン。
出会いがないから、出会いがある場所にやってきたという例ですね。
この女性の場合も、友人が利用していた。そしてなんと結婚までしているという、マッチングサービスの最たる成功事例を目の当たりにしているのが利用を後押ししているのではないでしょうか。
そしてこの女性にも通じるのが、出会い=恋愛に直結していないということ。
あくまで、一つの出会いであるということを理解して使っているということですね。
彼女とは、パスタとピザを食べ、カラオケに行き、電車があるとのことで解散しました。
彼女ともLINEが繋がっていますが、会話の中で出した私の後輩を紹介して欲しいと言ってきています(笑)
一つの点を、次の点へと繋げ、線や輪にするのも、マッチングサービスの役割なのかもしれません。
まとめ
今回のお話は、私が感じた「女性の利用目的の変化」です。
出会う=恋愛をしないと!と思いがちであった、少し前の環境から変わりつつある、いや変わっているというのが実感です。
これは女性のみならず、男性にも言えることらしいです。
より、ライトにカジュアルに出会う。
そのためのツールとしてマッチングサービスがあるという流れになってきています。
「誰かご飯いこう!」
「今日ひまだから、飲みに行ける子探そう!」
と、自分のタイミングで誘い、誘われる。
恋愛や結婚を前提とした出会いではないので、より会いやすいですし、お互い気兼ねなく会えますね。
そんな流れに傾いているので、今こそが出会えるチャンスがいっぱいあると思います!
実際に、デートを前提としたデーティングサービスもジワジワと盛り上がってきているようです。しかし、サービスによっては、真剣交際のみなどのサービスもあるので、自分に合った、マッチングサービスで、素敵な出会いを見つけて下さい!
ちなみに、記事の3名はワクワクで出会った子たちのお話です。