女性にとって、ストーカーって本当に怖いですよね。近年ではストーカーに関する事件も発生しており、他人事では済まない世の中になってきています。
しかも、全く知らない人からのストーカー被害に遭うこともあれば、残念ながら過去に付き合っていた男性がストーカー化してしまうケースも存在するのです。この記事ではストーカーになりやすい男性の特徴を踏まえて、もし被害に遭った場合にはどうすれば良いのかについて説明します。

目次
ストーカーになりやすい男性①嫉妬深過ぎる
ストーカーになりやすい男性の特徴として、まず嫉妬深いことが挙げられます。恋人が自分以外の異性と仲良くするのを見て嫉妬してしまうのは不自然な事ではありませんが、ストーカー気質の男性の場合、それがあまりにも激しい事が問題です。
彼女が自分以外の男性とのほんの少し喋っていただけで激昂したり、同僚や上司と仕事関係のメールをしているだけでしつこく彼女の浮気を疑ったりするような彼氏には要注意です。
さらには、浮気ではないと説明しても分かってくれず、メールやLINEを見せるよう頑なに要求して来るかもしれません。
男性と遊ぶこと自体が許せない男性も
また、嫉妬の対処は必ずしも異性とは限りません。どんなものよりも自分を優先してほしいという想いから、彼女が異性の友人と遊びに行くことにも否定的であったり、彼女が趣味に時間やお金を使うのが許せなかったりする人もいるようです。
付き合っているとはいえ、ここまで相手の私生活を束縛したがる男性は、ストーカー気質である可能性があります。
ストーカーになりやすい男性②彼女の事を何でも知りたがる

ストーカー気質の男性は、彼女に関する事なら何でも把握していたいと思うことが多いようです。好きな人のことをよく知りたいという気持ちは、嫉妬と同様に不思議なものではないかもしれません。
しかし、やはりこれも度を過ぎると危険です。彼女の交友関係や学歴、家族構成などを知りたがるのはもちろん、例えば過去の恋愛歴を人に聞き回ったり、彼女のSNSを逐一チェックして、気になることがあれば質問攻めにしたりする男性は危険かもしれません。
連絡を頻繁にしてくることも特徴の一つ
さらに、「今どこにいるの?」「何やってるの?」といった連絡を頻繁にして来るという特徴もあります。
加えて、「彼女が自分の質問に答えてくれない」「彼女が隠し事をしていた」などの理由でキレる・異様に拗ねるタイプは注意が必要です。普通はいくら恋人同士であっても、秘密にしておきたいことはあると思います。それを考慮せずに無理やり聞き出そうとして来るのは、ストーカーになりやすい男性に多い傾向と言えるでしょう。
ストーカーになりやすい男性③彼女に尽くしすぎる

無理をして彼女のために何かしてあげようとする男性にも注意すべきかもしれません。彼女に高価なプレゼントをあげたり旅行に連れて行ってくれたりする男性は、一見理想の彼氏のようですが、場合によっては別れたらストーカーになってしまう事もあります。
特に危険なのは、自分自身の生活が苦しくなるほどの無茶をしてまで彼女に使うお金を捻出するタイプや、どんなに無謀な事でも彼女に頼まれたら断れないタイプです。
相手への執着を捨てきれずにストーカー化してしまうことも
それが記念日など特別な時だけならともかく、日常的にこういった傾向のある男性には要注意です。もしも別れたら、「あんなに彼女の為に頑張ったのに!」という想いから、相手への執着を捨てきれずにストーカー化してしまうかもしれません。
また、申し訳ないから・・と彼女側がプレゼントを拒否しても、一方的に貢ごうとする彼氏にも警戒が必要でしょう。そのような男性は自己中心的な性格の可能性が高く、ストーカー気質の持ち主である危険性があります。
ストーカー被害に遭ったらすべき事①警察や周囲に相談!

もしストーカーの被害に遭ってしまったら、まずは警察に相談しましょう。ストーカーをされていても、実質的な犯罪被害がなければ警察は動いてくれないのでは?と思うかもしれませんが、ストーカーによる事件も発生している近年では、警察は以前よりもストーカー事件に真摯に対応してくれるようになっています。
犯人逮捕は無理であっても、ストーカー行為の犯人に警告や禁止命令を出したり、巡回を強化したりしてくれるはずです。
出来るだけ証拠を集めてから相談に行くのがベスト
また、犯人に付きまとわれている場合にはその日時や場所の記録を、嫌がらせのメールや無言電話が掛かってくる場合にはその録音など、証拠を集めてから相談に行くとより良いでしょう。警察も動きやすくなりますし、刑事事件として扱ってもらえる可能性も高くなります。
警察だけではなく、家族や友人、職場など周囲の人にもストーカーに遭っていることを知らせるのがベターです。いざという時の連絡先・避難先として協力してもらえるかもしれませんし、味方がいれば精神的にも心強いですよね。
ストーカー被害に遭ったらすべき事②自分自身でも最大限の防衛策を!

周囲や警察の協力の他に、自分自身でできる対策も数多くあります。例えば付きまといの被害に遭っているなら、人通りの少ない道や夜道は1人で歩かず誰かに送ってもらうかタクシーを利用する、防犯ブザーを携帯する、いつでも携帯で警察や家族に連絡できるようにしておくなどの対策が可能です。
できる限りの対策をする
他にも、監視されているなら家のカーテンをしっかり閉めて外から覗けないようにする・郵便物を処分する際はシュレッダーにかける、しつこい無言電話やメールは受信拒否設定やナンバーディスプレイ機能搭載の電話を利用するなどしましょう。
さらに、犯人があなたを中傷するような内容の文書を送ってきたり、そのようなビラを撒いたり、インターネット上にあなたの悪口を書き込んだりしている場合は、名誉棄損罪にあたる事もあります。それらの証拠は全て保存し、精神的に追い詰められる前に一刻も早く警察に行きましょう。
ストーカーには日頃から警戒することが大事!
いかがだったでしょうか。ストーカーはとても迷惑で恐ろしいものですが、適切な措置を取れば早期解決に繋がります。1人で悩まず周囲の人や警察にすみやかに相談し、被害拡大を食い止める事が何よりも大切です。
また、現在ストーカー被害に遭っていなくても、他人事だと思い込むのは危険です。自分の周りに不審な人物がいないか確かめたり、付き合う相手をじっくり見極めたりするなどして、被害を未然に防ぎましょう。