人を好きになるというのはとても素晴らしいことです。恋が成就するのが一番良いことではありますが、経験する恋の全てが結ばれる恋ではありませんよね。
叶わない恋をしてしまった場合、恋をする喜びと共に、相手と想いが通じ合うことのない悲しさや寂しさに涙することもあるでしょう。そんな叶わない恋についてご紹介していきます。

目次
世の中、叶わない恋の方が多い?
周りにいる友人や町行く人を見ていると、多くのカップルや家族連れで賑わっています。
誰かを好きになると、結ばれることは当たり前のように感じるかもしれませんが、誰かを好きになった時、そう上手くいく恋愛ばかりではありませんよね。ネットでの恋愛相談などを見ても、多くの人が叶わない恋で悩んでいます。
多くの人に実らない恋の経験がある
恋愛はタイミングが大事とは本当にその通りで、タイミングが合わなかっただけで実らない恋愛も多くあります。そのため、年齢を重ねるごとに叶わない恋を経験する機会は多くなっていると思います。
悲しく辛い思い出を友人や知人に話すことは憚られると考える人もいますから、好きになったけれど実らなかった恋は人には言わない、もしくは言えないけれど、一人ひとりの心の中に存在しているのです。
叶わない恋・その1 相手が既婚者である
既婚者は恋愛、結婚を経て異性との付き合いや対応の仕方は慣れているので、さり気ない気遣いをしてくれたり、今欲しい言葉をかけてくれたりと、独身の異性にはない魅力を持っています。
独身者よりもスマートで将来を見据えた考えをしていることもあり、惹かれることの多いタイプです。
本当の意味で恋が成就することは少ない

しかし既婚者は結婚という契約をパートナーと結び、社会的にも夫婦として認められています。これが他の恋愛に比べて一番に叶わない恋とされている理由です。
相手の婚姻関係が続いている限り、どんなに好きでも叶うことはありませんし、例え相手が好きになってくれたとしても不倫になってしまいます。相手が離婚しなければ本当の意味で恋が成就することはないのです。
叶わない恋・その2 好きな人が今の恋人と幸せそう
好きになった人には恋人がいて、恋人との関係は安定していて幸せそうだ、というパターンもよくありますね。結婚はしていなくとも、二人の関係が揺るぎないものだとしたら思い続けるのは辛くなります。
記念日や誕生日にプレゼントを贈り合ったり、そのプレゼントはどんな物がいいかアドバイスが欲しいなんて相談を受けることもあるかもしれません。好きな人から恋人を紹介されることもあるかもしれませんね。
中には過酷な境遇に置かれることも
また、クリスマスなどのイベントの日には会えないでしょうし、プレゼントなども恋人を理由に拒否されることが多いでしょう。
あとは、好きな人の友人などの親しい人は、二人の恋愛関係を阻もうとする人を疎ましく思い、そういった人たちから冷たくされる可能性もあります。ただ相手を好きなだけなのに、幸せな二人を引き裂くお邪魔虫と思われるなんて辛いですね…。
叶わない恋・その3 一度振られている

好きな人に一度告白し、振られている場合も恋の成就が難しいパターンですね。振られているということは、「あなたと付き合うことは出来ません」と言われているのですから、思い続けても叶わない可能性の方が高いと言えるでしょう。
もう既に相手の心の中には好きな人がいるのかもしれませんし、誰かと付き合っていて別れた直後かもしれません。
相手にとってプレッシャーとなってしまう場合も
仕事や勉強が忙しくて、恋愛に割く時間がないということもあるでしょう。あなたのことは好きではない、と言う言葉通りである可能性ももちろん大です。
そんな相手を想い続けるのは、ある意味相手にとってプレッシャーになってしまいます。相手を追い詰めたいわけではないはずなので、大人しくしているのが正解かもしれません。
叶わない恋・その4 遠距離片思い
進学や就職、転勤など様々な理由で離ればなれになってしまった相手のことを好きになってしまった場合は、日々の生活での接点が少なくなってしまうので恋の成就がますます難しくなります。
LINEで連絡したり、電話をすることで繋がりを持つことが出来ますが、直接会う機会がまずありませんので自分で機会を作るしかありません。
好きな人と会えるのは、とても恵まれた環境かも

ごはんに誘ったり、遊びに行ったりする必要がありますが、この時点で警戒されて断られてしまう場合も多いです。恋人でもないのに毎日のように連絡をすると面倒くさく感じられることもあり、既読や未読でスルーされてしまうこともあり得ます。
そうなると恋を叶えるのは至難の業になってしまいます。好きな人と直接会えるというのは、とても恵まれた環境なのです。
叶わない恋は、告白してスッキリさせる
この恋は叶わないだろうと感じる恋をした時に、少しの間思い続けることは良いことでしょう。人を好きになる幸せと言うのは、その時にしか感じられない特別なものです。しかし、いつまでも想い続けるのは時間と精神の無駄と言うものです。恋心はそう簡単に諦められるものではありませんが、どこかで線引きをする必要があります。
線引きのためのちょうどいい機会に
そのための方法としては、「相手に告白をする」のが最適であると言えるでしょう。一度告白して振られているとしても、です。出来るだけ相手と会い、顔を会わせて想いを告げます。
振られる可能性の方が高いですが、ダメ元での告白です、怖がらずに堂々と自分の気持ちを伝えましょう。
想いが通じることがないと言うのは辛く悲しいことですが、線引きをするにはちょうど良い機会となりますし、やれるだけのことはやったのだと自分自身を納得させることで、よりスッキリと諦めがつきます。
人生は経験してこそ。次こそは素敵な恋をしましょう!
恋が叶わないのは悲しいですが、何事も経験することが人生にとって一番大事なことです。辛かったこと、悲しかったことと同時に、それだけ人を好きになることが出来たのです。その感情は大きな財産となります。
好きだった人への想いを線引きして諦めた後で、また次の恋を見つけに行きましょう。今度は傷ついた分、もっともっと幸せな恋愛がきっと待っています!