付き合っていた相手が、今はセフレになってしまった。そういった悩みは人に相談しにくいものです。相談できたとしても、距離を置かれてしまうのではないかと不安に思って、なかなか言えないでいる方も多いでしょう。
どうしてこのような関係が続いてしまうのか、以前のようにセフレではなく付き合うことはできないのかなど、一人で抱えてしまっている方の助けになるように彼女・彼氏、両方の側から解説していきます。

目次
愛情と性欲は違うもの
愛しているからセックスをすると、多くの人が思っているのではないでしょうか。実際に愛情がないとセックスできないという方もいます。しかし、そういう人がいるのですから、そうでない人もいるのです。
男性を対象とした風俗店などは、そういった男性がいないと成り立たないですし、セックスフレンドという関係もそうです。
男性と女性の考えのすれ違い
性的な行為があるからといって、愛情を持ってくれているのかもしれないと思うは、そういった男性から見れば、どこかずれている考え方なのかもしれません。
付き合ったことがあって、ある程度、気を許している相手となら、連絡が取りやすく、初めての人よりも不安なく行為に臨めます。性欲を満たすための一番、簡単な方法が”元カノをセフレにする”という方法なのです。
セフレにしたい男性心理1 都合の良い彼女だから
彼氏と付き合っているときから、急な誘いを断れなかったり、ドタキャンされても怒れなかったり、喧嘩をしないようにしていませんでしたか?
もし、相手に嫌われないように、そのような行動をしていたのなら、彼にとって都合の良い彼女になっていたかもしれません。二人の関係が平等なものではなく、彼氏が優位に立つ関係になっている可能性があるのです。
自分のためにも相手に伝える勇気を

そうなると、別れた後も彼が会いたいと言えば、それを断ることが難しくなります。
本当は嫌だと感じていても、そう言えないことを彼は知っているのです。都合良く、彼のために自分の気持ちを抑え込んでいるのなら、自分のためにも相手に伝える勇気を持たなければならないでしょう。
セフレにしたい男性心理2 関係に依存しているから
付き合っていた時の楽しい思い出や優しい姿を思い出して、悲しくなったりしていないでしょうか?
もしかすると、彼にはそれが筒抜けなのかもしれません。付き合っていた時から彼氏優位の関係であることと同じように、彼女が好意をまだ持っていて、それを彼が知っていたら、これも彼が優位な関係になってしまいやすい状態です。
優越感を持っていたい彼

自分の考えや思っている通りに相手を従わせたり、常に自分が優位に立っているという優越感を彼は持っていたいのかもしれません。そうすることで、自己肯定感を強くすることができます。
そして、それを確かめるために彼女を呼んでセックスをするのです。こういった関係に依存し、元カノをセフレにしてしまう場合もあります。
受け入れてしまう女性心理1 居場所のない”好き”
彼と別れても、まだ好きな気持ちがあって、どうしたらいいのか分からない。そういった状態になったことのある女性は多いでしょう。そんなとき、急に元カレから会いたいと連絡がきたら、どうしますか?セフレになりたいなんて思っていなくても、好きな人から会いたいと言われれば、行ってしまいますよね。
会えなくなることが怖い
彼に会えること、話したり、触れ合えること。複雑な気持ちになっても、嬉しさが全くないわけではないので彼に流されるまま、セックスしてしまうかもしれません。
次はしたくないと言いたくても、会えなくなると思うと言えないままで、嫌な顔もできずに終わってしまうなんてこともあるでしょう。彼に対する好きな気持ちを、自分の中でうまく消化することは難しいのです。
受け入れてしまう女性心理 2 自分を見てくれていると感じる

彼と会えなくなったり嫌われたりするくらいなら、このままでもいいか、なんて思って自分を納得させていませんか?
愛情がなくても、自分との時間を過ごしてくれることによって、私を見てくれていると感じてしまう方もいるでしょう。もしかしたら、そう思いたいのかもしれません。
好きな人に肯定されたい
彼に嫌われることで自分が独りになってしまうような気がしているのであれば、誰かに自己肯定されないと不安になってしまう状態と言えるでしょう。
付き合っている相手というのは、褒めてくれたり、好きな気持ちを伝えてくれたり、たくさん肯定してくれます。そういった状態がない不安から、セフレでもいいからと、元カレとの関係を続けてしまうのです。
受け入れてしまう女性心理3 また付き合いたい
セフレになってしまったけれど、また付き合うことができたという方はいますが、今までに書かれているような状態であるなら、その道のりは険しいでしょう。新たに二人の関係を築いていったり、自分が変わる必要があるからです。
互いに不満などを言い合える平等な関係、相手の愛情や肯定がなくても自分一人で立てる状態にしていかなければなりません。「また付き合って欲しい」と言えば、「いいよ」と返事が返ってくるかもしれません。
関係がそのままなら、同じことを繰り返す場合が高い

しかし、セフレから彼氏彼女になっても、二人の関係が変わらなければ、同じことが繰り返される可能性は高いままです。
復縁を目指すなら、自分たちの関係はどういったものか、自分の気持ちはどういう状態か、把握することから始めていきましょう。そこから、やるべきことが分かれば、復縁の可能性は高くなっていきます。
セフレという言葉に惑わされないで
簡単に説明できるからセフレと言うだけで、その中身は様々です。セフレじゃなくなりたいというよりも、二人の関係をどういうものにしていくかが考えていくべきポイントになります。
それは、復縁を目指す場合でも、このままセフレでいる場合でも同じことなのです。人と人との関係を築いていくには、自分の気持ちを素直に伝えることや相手の話を聞くこと、自分がしっかりと意見を持てる状態であることが大切です。