男性はセックス中に快感を得てオーガズムを迎えて射精というプロセスを経ます。その一方で、女性には射精のようなものはありませんが、オーガズムを迎えることはあるのでしょうか。結論から言えば女性にもオーガズムはあります。
この記事では、オーガズムの仕組みから、どのようにすればオーガズムを迎えやすくなるかの方法にも言及しています。ぜひ参考にしてください。
目次
オーガズムの仕組みとは?

オーガズムというのは女性がセックスで快感の絶頂に達する感覚のことです。オーガズムに達するまでには4つのプロセスを経る必要があります。
1段階目は「興奮期」でセックスをしたいと心でも身体でも感じている状態です。女性は気持ちが興奮してくるとクリトリスが膨らんだり、膣内が濡れるようになります。こうしてペニスを受け入れる準備をするわけです。
2段階目は「上昇期」で興奮がどんどん高まっている状態のことです。
3段階目は「オーガズム期」でいわゆる快感の絶頂期のことです。子宮、膣、肛門の周囲の筋肉が収縮するようになります。
そして最後の段階は「消退期」で、身体が普段通りの状態に戻ることです。男性も女性もこの4つのプロセスを経過します。
男性が求める女性の理想像とは?

男性が求めている理想の女性像というのはどういったものでしょうか。オーガズムに達したかどうかを女性に聞く男性が多いのですが、だからといってセックスが好きな女性が理想なのではありません。このように男性が聞くのは相手の女性を満足させたいからではなく、男性としての力を証明したいという性的承認欲求からです。
これはSara B. ChadwickとSari van Andersの両者の研究によって明らかにしました。実は男性は女性を満足させないといけないという強迫観念を知らず知らずに抱いていることもこの研究で判明しました。
そのため、男性の理想の女性像はオーガズムに達しやすい女性と言えるでしょう。
オーガズムに達するには
1 健康的な生活・運動習慣を心がける!
オーガズムに達することができないことにはいろいろな原因があります。その1つとして身体が疲れているもしくは身体が疲れやすいことが挙げられます。そもそもセックスにはとても体力を必要とします。
男性がペニスを膣内に挿入して腰を振っている間、女性も体力を使っているのです。そのため、身体が疲れているとオーガズムに到達することができません。
疲れはセックスの天敵

あるいは、身体が疲れやすかったらセックスをしてそんなに時間が経たないうちにすぐに疲れが出てしまってセックスを続けること自体難しくなります。
このようなことから、イキたいと思う女性は規則的な生活をして睡眠をたっぷり取って健康的な生活をすることです。それから、運動習慣をつけるとイキやすくもなります。特に腹筋が鍛えられると膣周辺の筋肉も付いて膣内が動きやすくなって感度が上がるのです。
2 セックス中は声を多めに出すこと
女性にとってセックス中に声を出すことはとても恥ずかしいことです。しかしながら、オーガズムに到達するにはとても重要なことです。快感を感じたときにはその気持ちのあまりついつい声を漏らしてしまうことがあるかもしれませんが、それを我慢せずに、むしろ声を出すように心がけてみましょう。
声を出すことで脳が錯覚することも
声を出してそれを自分の耳で聞くことによって無意識に自分自身がエッチな気分になります。また、声を多めに出すことで脳が一時的に酸欠状態になってイキやすい状態になるのです。
ちなみに、喘ぎ声はセックス中の男性にも快感を得ているよとアピールすることができて、セックスがいっそう盛り上がることになります。
3 禁欲生活をしてみること
なかなかオーガズムに達しにくい女性は禁欲生活をしてみることもおすすめです。セックスやオナニーを定期的にやっている女性と、ほとんどセックスやオナニーをしていない女性を比較すると、後者の方がオーガズムに達しやすいです。
興奮が一層高まる

性欲は人間の三大欲求の1つともいわれるほど日常生活を送る上でとても大切なものですが、それをあえて禁欲すると、いざセックスをするときには通常よりも興奮度がいっそう高まる傾向が強いです。
実際にペニスを挿入すると吸着力がとても上がることがこれまでの研究成果でわかっています。オーガズムも同様です。挿入する前の前戯の段階でオーガズムを迎えることもあります。
4 いつもとは違ったプレイをしてみる
普段とは違ったプレイ内容でセックスをしてみるのもオーガズムの上では大切なことです。具体的には寸止めセックスがおすすめです。やり方は簡単です。セックスをやり始めて快感と興奮が高まってきたらわざと男性がプレイをとめます。
それから少し経って再開します。これを繰り返すことで女性はもっと続けてほしい、はやくイキたいと思うようになり、興奮状態が持続します。それによってセックスがとても気持ちいいプレイだと身体が認識してオーガズムを迎えやすい状態になるのです。
性感帯も開発されやすく…
また、性感帯が開発されやすくもなりますので、そこを男性に攻めてもらうプレイを提案したらオーガズムに達しやすくなります。寸止めセックスをぜひ男性に提案して気持ち良いセックスを実現しましょう。
まとめ
女性のオーガズムの仕組みから始まってその迎え方の方法について紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。女性でオーガズムに達したことのある人は全体の6割程度しかいないといわれています。
約半分しかいませんので、なかなか女性がオーガズムを迎えるのは難しいことだと思われますが、ちょっとしたコツで体質は大きく変わります。